Monday, September 18, 2017

日本の迷信

日本には、「夜、爪(つめ)を切ると親の死に目に会えない」という
迷信があります。

私は、迷信をあまり信じませんが、この迷信はちょっと気になっていました。
というのは、私はロサンゼルスに住んでいて、両親は日本に住んでいるので、
親が死ぬ時に会えない可能性が高いな、と思うからです。
ですから、爪を切る時はできるだけ昼間に切るようにしていました。
どうしても夜に切る時は、「日本は昼だから大丈夫。」
と考えて切っていました。

でも、1年ぐらい前に母にこの話をしたら、
「そんな迷信、信じてるの?!考え方が古いね。」
と言って 笑われたので、それからは夜も切るようになりました。
夜も爪を切りますが、親が死ぬ時は一緒にいられるといいなと思っています。

この迷信は、「よるつめをきる」「世を詰める(つめる)」という言葉から
来ているそうです。詰めるという言葉には、「短くする」という意味があります。
ですから、世=人生という意味に取って、自分の人生が短くなる、
つまり自分が早く死ぬから親が死ぬ時に一緒にいられない、という
意味だそうです。
 自分が早く死んで、親が死ぬ時に一緒にいられないというのは
また少し感じ方が違いますね。
どちらにしても、みんな体に気を付けて、元気で長生きするように
しましょう!

 

2 comments:

  1. 松本先生、「夜、爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信を説明いただいた、ありがとうございました。私は、死後の思想を中心に、日本中世の宗教を研究していますから、そんな迷信に興味があります。迷信の考え方が古いだと言えばかもしれないですが、最近、後世に信じている日本人の数が増えてきました。10月4日に、もう少し詳しを発表しようと思っています。

    ReplyDelete
  2. そうなんですか、後世を信じている人の数が増えてきたのは知りませんでした。発表を楽しみにしています!

    ReplyDelete